インプラント治療後に気をつけることとは
2024.01.16
札幌市中央区にある歯医者、いとデンタルクリニックです。
インプラント治療が完了した後、手術が終わって終わり。ではありません。長期にわたり、『第2の永久歯』として利用するためには、治療後の定期的なメンテナンスが極めて重要です。今回は、インプラント治療後に留意すべきポイントについてお話しましょう。
インプラント治療後に終わりやすいトラブル
インプラント治療後に特に注意が必要になるのが、インプラント周囲炎です。これは歯周病に似た症状を示し、主にインプラント周囲の歯肉の腫れや出血が顕著です。この症状が進行すると、インプラントを支える顎の骨が吸収され、最終的にはインプラントが不安定になり、最悪の場合、抜け落ちる可能性があります。
インプラント周囲炎は、歯周病菌がインプラント周囲の汚れや歯垢に付着し、感染が広がることで引き起こされます。お口の衛生状態が不良な場合、この症状が発症しやすく、インプラント治療後に最も注意が必要です。
インプラントを長持ちさせるために
インプラントはきちんとケアをすることで、非常に長持ちさせることが出来ます。
・セルフケア
毎日のセルフケアは、お口の健康を維持するためには不可欠です。インプラントは、天然歯以上に注意深いケアが必要となり、インプラント用のポイントブラシである『ワンタフトブラシ』や『歯間ブラシ』を使用し、インプラント周りを丁寧にケアしましょう。
・歯科医院でのメンテナンス
毎日のセルフケアに加え、歯科医院での定期的なメンテナンスがインプラントの寿命に大きく影響します。定期メンテナンスでは、専用の器具を使用して、インプラント周りのプラークや歯石を除去し、口内環境を清潔に保ちます。また、噛み合わせやインプラントの安定性なども検査し、快適な使用を確保します。
この定期メンテナンスを受けるかどうか、セルフケアを入念にするかどうかで、インプラントの寿命は大きく異なります。適切なメンテナンスを受けなければ、インプラント周囲炎のリスクが高まり、残存歯にも歯周病のリスクが生じる可能性があります。
その為、定期的なメンテナンスは非常に重要です。
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