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インビザラインのデメリットについても知りましょう

2023.11.07

札幌市中央区にある歯医者【いとデンタルクリニック】です。

インビザラインは、歯科矯正の方法で、透明なマウスピースを使用します。

以前からマウスピースを使用した歯科矯正は存在しましたが、一部の複雑な症例には適していないことがありました。

しかし、インビザラインはコンピューターを活用して、個々の患者に合ったマウスピースを計算し作成するため、難しい症例にも対応できる可能性があります。

それでは、最も注目すべきデメリットについて詳しく説明しましょう。

 

自己管理

この治療法では、通常1日に約20時間マウスピースを装着する必要があります。指定された時間にマウスピースを装着しないと、望ましい効果を得ることが難しいです。

しかし、インビザラインのマウスピースは取り外し可能で、外している間は楽に感じることがあり、そのために装着時間を減らしてしまうことがあるかもしれません。また、複数のマウスピースが提供されることもあるため、自己管理が必要です。指定されたマウスピースをスケジュール通りに装着する必要があります。

自己管理が苦手な人にとって、これらの要件はデメリットと感じられるかもしれません。しかし、自己管理を怠ると、治療期間が延びたり、マウスピースが合わなくなったりする可能性があるため、正確な装着と管理は非常に重要です。

 

毎月通う必要がある

インビザラインを利用する際には、毎月または2ヶ月ごとに新しいマウスピースに交換する必要があります。これにより、歯を徐々に調整していきますので、定期的に歯科を訪れる必要があります。

このデメリットを考慮する際に、歯科を選ぶ際の重要な要因は、アクセスのしやすさです。通院しやすい歯科を選ばないと、予定通りに診療を受けられず、治療効果が得られない可能性があります。

通院しやすい場所、休診日や診療可能な時間、予約の取りやすさなど、これらの要因を考慮して歯科医院を選ぶことが重要です。

 

歯並びが元に戻ってしまう可能性
 

歯の矯正治療を受ける際、歯並びが理想的な位置に移動したとしても、ある状況下では歯が元の位置に戻る可能性があることは共通して言えることです。

この問題に対処する方法として、通常、保定装置の使用が一般的です。保定装置は、歯を安定させ、元の位置に戻るのを防ぐ役割を果たします。

通常、保定装置は着用時間を段階的に短くし、最終的には夜寝る間だけ装着するように調整されます。これにより、歯が安定し、矯正治療の効果が持続することが期待されます。

 

症例により、治療不可能な場合も


歯の状態によっては、インビザラインを使用した歯科矯正が適切ではない場合があります。

このような場合、ワイヤー矯正との組み合わせ、あるいは抜歯を伴う治療など、異なるアプローチが検討されることがあります。したがって、歯科医師との十分な相談が必要です。

 

インビザライン治療は必ず成功するわけではない
 

インビザライン治療を受ける際に、注意すべき点として、絶対に成功が保証されるわけではないということがあります。

治療の際には、歯や顎など他の部位にも潜在的な影響が及ぶ可能性があることを考慮する必要があります。したがって、デメリットを理解しつつも、治療の結果が保証されているわけではないことを覚えておくことが重要です。

 

まとめ
 

この記事を通じて、インビザラインのデメリットとメリットについて理解いただけたかと思います。

インビザラインを用いた歯列矯正には、デメリットが存在する一方で、目立ちにくさや痛みの軽減など、多くのメリットもあります。

歯科矯正を考えている方にとって、インビザラインは検討すべき選択肢の一つと言えるでしょう。デメリットとメリットをよく把握し、専門医との相談を通じて最適な治療方法を見つけることが大切です。

インビザラインについてはこちらから

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