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目立たない矯正治療!マウスピース矯正とは

2023.01.06

矯正治療というと、歯にギラギラと装置がついているイメージをもっている方も多いでしょう。見た目が気になるという理由で矯正治療を躊躇している方におすすめの矯正治療に「マウスピース矯正」があります。透明なマウスピースを装着する治療方法で、ギラギラとした金属の装置をつける必要がないので、見た目を気にする必要がありません。

今回は、目立たない矯正治療「マウスピース矯正」について詳しく解説していきます。

 

1.マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは、アライナーと言われる透明なマウスピースのような形態の矯正装置を装着して歯科矯正をしていく方法です。

治療計画に基づいて、少しずつ形の違う何枚ものアライナーを交換しながら、歯の位置を移動させていきます。治療期間や必要なアライナーの枚数は、患者さんそれぞれの歯並びの状況によって異なります。食事の時などは取り外すことができるので、基本は1日20時間程度の装着で、1〜2週間に1度アライナーを交換していきます。

 

2.マウスピース矯正メリット

まずは目立たないというのが、大きなメリットになります。他にも、いくつかのメリットがあるので合わせて紹介します。

・目立たない

透明なマウスピースの形態をした装置なので、目立ちません。人と会話をしていても気がつかれないほどです。人と接する機会の多い仕事の方や、人前に立つ仕事の方、その他見た目が気になる方でも安心です。

・取り外しが可能

歯に固定する装置ではないので、食事や歯磨きをする時に、取り外すことができます。食べかすや汚れが装置にたまる心配がないので衛生的です。また矯正装置の煩わしさを感じることなく食事をすることができるのもメリットです。

・金属アレルギーの心配がない

固定式の矯正装置は、金属を使用するため金属アレルギーの心配があります。マウスピース矯正では、一切金属を使わないので、金属アレルギーのある方でも安心して治療を受けることができます。

・痛みや違和感が少ない

マウスピース矯正は、弱い力を一定期間加え続けることで歯を動かしていく方法です。加わる力が弱く、歯を動かす距離が少ないので、痛みが出にくいのが特徴です。

またワイヤーや歯に装着するブラケットを使用した矯正治療の場合、着け心地に違和感を感じる方もいますが、マウスピース矯正は、歯に密着する形で厚みもそれほどないため、違和感が少なくなります。

 

3.マウスピース矯正のデメリット

メリットが多いマウスピース矯正ですが、デメリットもあります。向かない人もいるので、そのような場合は、他の矯正治療を考えるのが良いでしょう。

 

・適応できる症例に限界がある

マウスピース矯正は、ワイヤー・ブラケットを使った矯正治療に比べ、適応できる症例に限界があります。凸凹が大きい歯並び、歯を大きく動かさなければいけないような歯並び、歯が並ぶスペースが足りず抜歯が必要になる歯並び、出っ歯や受け口など骨格が影響している歯並びには、向いていない場合が多いです。

しかし歯並びは人それぞれ違うため、適応できるケースもあります。まずは相談するのが良いでしょう。

・装着時間などの自己管理が必要

マウスピースは取り外しができますが、基本的に、食事や歯磨きの時間以外は装着したままにする必要があります。およそ20時間程度は装着をする前提で治療計画を立ててありますので、装着時間をきちんと守らないと、計画のとおりに歯が動きません。思うような矯正治療結果にならないこともあります。また、紛失にも注意しなくてはなりません。自己管理が苦手だと思う場合は、他の矯正方法を検討するのが良いでしょう。

・装着中は食事の制限などがある

マウスピースは食事の時は外すことができますが、原則付けたままで食事をすることはできません。しっかりと噛むことができませんし、マウスピースが変色してしまう可能性があります。また、マウスピースに汚れが付着し不衛生にもなりますので、食事の時にはマウスピースを外すようにしましょう。

・マウスピースのケアが必要

歯に汚れが付着するように、マウスピースも汚れが付きます。日々の歯のお手入れに加えて、マウスピースの洗浄もする必要があります。水やぬるま湯で毎日洗い、清潔を維持する必要があります。マウスピースの洗浄を面倒に感じる場合には、マウスピース矯正は不向きです。

 

4.まとめ

マウスピース矯正には、メリット・デメリットがありますが、主に次のような方に適した方法だといえます。

・大きく歯を動かす必要がない歯並びの矯正をする方

・矯正装置をつけているのを周りに知られたくない方

・マウスピースの自己管理ができる方

適応できる歯並びかどうかは、しっかりとお口の診査・検査をしなくてはわかりません。いくらマウスピース矯正をしたくても、歯並びの状態によっては、マウスピース矯正では充分な効果が得られない場合があります。マウスピース矯正が気になる場合には、まずは歯科医院で相談するようにしましょう。

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