矯正歯科orthodontics

矯正歯科とは?

矯正歯科(歯列矯正)は、歯並びや噛み合わせを改善するための専門的な治療法です。 見た目の美しさを向上させるだけでなく、正しい噛み合わせが全身の健康に大きな影響を与える重要な治療法として位置づけられています。 歯並びの歪みは見た目の問題だけでなく、さまざまな影響を引き起こすことがあります。 例えば、歯並びが悪いと、笑顔や会話に自信を持てなくなり、心理的な負担が増えることがあります。 さらに、発音がしにくい、食べ物をしっかり噛めないといった機能的な問題が生じることもあります。 歯並びの歪みが顔の歪みや肩こり、片頭痛などの原因になることもあります。 また、歯が重なり合ったり、隙間ができることで歯磨きが難しくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。 これらの口腔衛生上の問題も、歯並びを整えることで解決できる可能性があります。

主な矯正歯科治療の種類

ワイヤー矯正(マルチブラケット矯正)

歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を接着し、そこにワイヤーを通して歯を動かす最も一般的な矯正方法です。
幅広い症例に対応でき、複雑な歯の移動も可能です。金属製の他に、目立ちにくい白色や透明のブラケットも選べます。治療期間は平均1~3年程度です。

マウスピース矯正(インビザライン)

透明な特殊プラスチック製のマウスピースを使用する目立ちにくい矯正方法です。約2週間ごとに新しいマウスピースに交換することで、少しずつ歯を理想の位置に動かします。取り外し可能なため、食事や歯磨きの際の煩わしさがなく、日常生活への影響が少ないのが特徴です。
ただし、適応症例に制限があります。

小児矯正

子どもの顎の成長を利用した矯正治療です。一般的に第一期治療(早期治療・予防矯正)と第二期治療(本格矯正)に分けられます。
成長期の顎の発達を誘導することで、将来的な歯並びの問題を予防・軽減することが可能です。

舌側矯正(リンガル矯正)

ブラケットとワイヤーを歯の裏側に装着する方法で、外からは装置が見えないため審美性に優れています。
特に人前に出る機会の多い方や見た目を重視する方に選ばれています。ただし、技術的に難しく、治療費が高額になる傾向があります。

部分矯正

全体ではなく、数本の歯だけを動かす限定的な矯正治療です。前歯のすきっ歯や軽度のでこぼこを改善したい場合などに適しています。
治療期間が短く、費用も抑えられるメリットがあります。

症状から選ぶ矯正

歯並びや噛み合わせの問題は、人それぞれ異なります。自分に最適な矯正方法を選ぶためには、まずご自身の症状を理解することが大切です。

出っ歯

出っ歯

出っ歯(上顎前突)は、上の歯が下の歯よりも前に出ている状態です。
この症状は、見た目に大きな影響を与えるだけでなく、噛み合わせの不安定さが原因で、発音や食事に支障をきたすこともあります。
矯正治療を行うことで、噛み合わせを改善し、口元の美しさを整えることが可能です。
ガタガタの歯

ガタガタの歯

歯が重なり合ったり、乱れて並んでいる状態を「ガタガタの歯」といいます。
歯が重なると、歯ブラシが届きにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
矯正治療で歯並びを整えることにより、歯の清掃がしやすくなり、健康的な口腔環境を保つことができます。
すきっ歯

すきっ歯

すきっ歯(空隙歯列)は、歯と歯の間に隙間ができている状態です。
この状態では、食べ物が歯間に詰まりやすく、虫歯や歯周病を引き起こす可能性があります。
矯正治療を行い、歯を適切な位置に移動させることで、口元の見た目も改善し、健康的な口腔環境を作ることができます。
受け口

受け口

受け口(下顎前突)は、下の歯が上の歯よりも前に出ている状態です。
この状態は、噛み合わせに影響を及ぼし、食事や発音に支障をきたすことがあります。
また、見た目にも影響があり、精神的な負担を感じることもあります。矯正治療で下顎の位置を調整することで、見た目だけでなく、機能的な改善も期待できます。
開咬

開咬

開咬は、上下の歯が噛み合わず、前歯や奥歯に隙間ができる状態です。
この状態では、食べ物を噛みづらく、発音に影響が出ることがあります。
開咬を改善することで、噛み合わせが正常になり、食事や会話も快適に行えるようになります。

矯正歯科治療の症例を見る

当院では、実際の症例をもとに治療の過程や結果をご覧いただけます。

症例一覧はこちら

当院の矯正歯科治療における特徴

完全個室での診療

当院では、すべての診療を完全個室で行っています。患者様一人ひとりのプライバシーを大切にし、他の患者様の目を気にすることなく、リラックスした状態で治療を受けていただけます。個室診療は、特に矯正治療のように長期間通院が必要な治療において、患者様が安心して相談できる環境を提供するために非常に重要です。 プライベート空間で、専門の医師がしっかりとお話を聞き、最適な治療計画をご提案いたします。

最新設備による精密な診断と治療

いとデンタルクリニックでは、最新の口腔内スキャナー「iTero」を使用し、高精度な型取りを行っています。従来の型取り方法に比べて、より快適で正確なデータを取得でき、治療開始前に歯の状態を正確に把握することが可能です。また、レントゲンやCTなどの画像診断装置も完備しており、3D画像を使用した診断で治療方針を決定します。
これにより、患者様の口腔内の詳細な状態を把握し、治療の精度を高めることができます。

3Dデジタルシミュレーションの活用

治療前に3Dデジタルシミュレーションを活用し、歯の動きを可視化した治療計画を立てています。
このシミュレーションにより、治療後の歯並びを事前にイメージすることができ、患者様がご自身の治療結果を理解しやすくなります。
治療がどのように進むのか、どのような結果が期待できるのかを視覚的に確認できることで、不安や疑問を解消しやすい環境を整えています。

年齢に応じた治療アプローチ

当院では、お子様から大人まで、年齢やライフスタイルに合わせた最適な矯正治療を提案しています。お子様には、成長に合わせた段階的な治療を行い、歯や顎の発育をサポートしながら矯正を進めます。また、大人の方には、審美性を重視した治療や、通院頻度を考慮した治療計画をご提案し、ライフスタイルに合わせた無理のない治療を行います。年齢に応じた適切な治療方法を選び、患者様が安心して治療を受けられるよう配慮しています。

矯正歯科治療の流れ

Step01

治療計画の作成

検査と診断にもとづき、個々の患者に合わせた適切な治療計画を作成します。治療期間や費用、詳細な治療内容などを説明し、同意を得て矯正治療が開始されます。
Step02

矯正装置の装着

矯正装置を装着し、治療を開始します。治療期間中は1ヶ月に1度のペースで来院し、歯の動きや咬み合わせを確認し、矯正装置を適切に調整します。治療期間は部分矯正と全体矯正でも異なりますが、1年〜3年程度の期間がかかります。
Step03

矯正装置の除去

歯並びが整ったら矯正装置を除去します。除去後は、歯が元の状態に戻るのを防ぐため、リテーナーと呼ばれる保定装置を装着し、歯並びを維持します。

矯正歯科治療後のケア

矯正歯科治療が終わった後も、歯並びと噛み合わせを維持するためのケアはとても重要です。
治療後の適切なケアを行うことで、再発を防ぎ、長期間にわたって美しい歯並びを保つことができます。以下の2つのケアが特に大切です。

定期健診

矯正治療が終了した後も、定期的な健診は欠かせません。
定期健診では、治療後の歯並びや噛み合わせの状態を確認し、必要に応じて微調整を行います。
また、歯の健康を守るため、虫歯や歯周病の早期発見・予防も重要な役割を果たします。
矯正治療が終わった後の健診は、治療の効果を維持するためにも3ヶ月〜半年に1度は歯科検診を受診することをおすすめします。

ホームケア

治療後の歯並びを保つためには、日常的なホームケアが欠かせません。
特に、矯正装置を使用していた方は、歯並びが安定するまで注意深くケアを行うことが重要です。以下のポイントを守りましょう。
  • 歯磨き:矯正治療中に装置が外れた後でも、歯の隅々まできれいに磨き、歯垢や食べかすが残らないようにしましょう。
    歯ブラシだけでなく、フロスや歯間ブラシを使うことで、より効果的にケアできます。
  • リテーナーの使用:治療後はリテーナー(保持装置)を使用することが一般的です。
    リテーナーを規定通りに使用することで、歯が元に戻るのを防ぐことができます。毎日一定時間装着することを守りましょう。
  • 食事の注意:治療後も、硬い食べ物や粘着性のある食べ物(ガム、キャラメルなど)は避けることをおすすめします。
    これにより、歯並びやリテーナーが安定しやすくなります。
ホームケアをしっかり行うことで、矯正治療の効果を長く保つことができ、健康な歯並びを維持することができます。

矯正歯科治療の
安全性とリスク・副作用

矯正歯科治療は安全で効果的な方法ですが、治療中や治療後に発生する可能性のあるリスクや副作用についても理解しておくことが大切です。
以下では、一般的な不快症状から、ワイヤーやマウスピースの取り扱いに関するアドバイス、さらに感染対策や特殊な配慮が必要なケースについて詳しくご説明します。

一般的な不快症状
(痛み・口内炎・発音変化等)

矯正治療が始まると、いくつかの不快症状が出ることがありますが、ほとんどの場合は一時的なものです。以下はよくある症状です。
  • 痛みや違和感:矯正装置を取り付けた直後や調整後に、歯が動くことに伴い、痛みや違和感を覚えることがあります。
    通常、数日内に軽減します。痛みが強い場合は、市販の痛み止めで対応できますが、あまりにも痛みが続く場合は当院に相談してください。
  • 口内炎:装置の金具やワイヤーが口内に当たり、口内炎ができることがあります。これは矯正治療中によく見られる症状ですが、口内炎用の薬や専用のワックスを使用することで、痛みを和らげることができます。
  • 発音の変化:矯正装置を装着している間、一時的に発音がしづらくなることがあります。特に、ワイヤーやマウスピースが舌に当たる場合に影響が出ることがあります。これも一時的な症状で、時間が経つにつれて慣れてきます。

ワイヤー/マウスピース別
「こうなったらどうする?」

矯正治療では、ワイヤー矯正とマウスピース矯正(インビザライン)など、いくつかの治療方法があります。 以下のようなトラブルが発生した場合の対処法をご紹介します。
  • ワイヤー矯正の場合

    ワイヤーが外れた/折れた:万が一、ワイヤーが外れたり折れたりした場合は、すぐに相談してください。 ワイヤーが刺さると痛みを感じることがあるため、ワックスを使用して、ワイヤーが舌や頬に当たらないようにしましょう。

    ゴムの外れ:ゴムが外れてしまった場合も、医師に相談し、再調整することが大切です。

  • マウスピース矯正の場合

    マウスピースが合わない:マウスピースがきつすぎたり、外れやすかったりする場合は、すぐに医師に相談し、再調整を行いましょう。 フィット感が悪いと治療がうまく進まないことがあります。

    クリンガー(噛み合わせ部分)が壊れた:マウスピースの一部が壊れた場合、すぐに使用を中止し、当院に相談してください。 代わりのマウスピースを作成する必要があります。

感染対策・滅菌・未成年・
妊娠中の方への配慮

矯正治療を受けるすべての患者様に対して、十分な感染対策と滅菌を行っているかはとても重要です。 当院では、治療に使用する器具はすべて滅菌済みで、清潔な環境を保っています。
  • 未成年の患者様:未成年の患者様には、治療が進む中で定期的なフォローアップを行います。お子さまの成長段階に合わせた治療計画を立て、治療の進行状況をチェックします。親御さんと一緒に相談しながら、治療を進めていくことができます。

  • 妊娠中の患者様:妊娠中の方は、治療方法や使用する材料について十分な配慮が必要です。妊娠している場合は、医師にご相談ください。

治療費・保険について

矯正治療は基本的に自費診療となりますが、顎変形症と診断され外科的処置が必要と判断された場合など、特定の症状では保険適用となるケースもあります。また、治療目的の矯正であれば医療費控除の対象となる場合があります。詳細は診断時にご説明いたします。

札幌市中央区で矯正歯科治療を検討されている方は
「いとデンタルクリニック」へ

綺麗な歯並び

矯正歯科治療は、見た目の改善だけでなく、機能的な改善や健康維持のためにも重要な治療です。当院では患者様一人ひとりに合わせた最適な治療プランを提案し、最新の設備と技術を活用した質の高い治療を提供しています。 歯並びでお悩みの方は、まずは無料の初回カウンセリングにお越しください。 当院の経験豊富な矯正専門医が丁寧に対応させていただきます。

お問い合わせ・ご予約

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